こんにちは!Runa旅です。
春といえば桜!
お花見シーズンが近づくと、桜の開花情報が気になりますね。しかし、実は桜について詳しく知らない人も多いのではないでしょうか??
今回は、意外な豆知識を5つご紹介します。
皆さんは桜はいつ頃から愛でられているか知っていらっしゃいますか?
実は桜の歴史はとても古く、日本最古の和歌集『万葉集』にも桜を詠んだ歌が登場しています。
平安時代には貴族が桜を愛でる文化が広まりました。花の下、和歌を読み雅な花見が始まりました。そして、鎌倉時代以降になると武士や庶民にもお花見が広がっていきました。
江戸時代には、徳川吉宗が隅田川や上野などに桜を植えました。その為、庶民の間でも桜を楽しむ文化が根付いたと言われています。
桜といえば「ソメイヨシノ」が有名です。日本から海外へと渡ったのも多くがソメイヨシノと言われております。そんな桜ですが、実は日本国内だけで600種類以上の桜が存在すると言われております。品種によって咲く時期や花の形が異なるので、その違いを楽しむのもおもしろいですね!
全国に植えられているソメイヨシノは、すべて同じ遺伝子を持つクローンということはご存知でしたか?種ではなく「接ぎ木」や「挿し木」で増やされるため、日本中のソメイヨシノは同じ性質を持っています。そのため、一斉に開花するのが特徴です。
それでは、桜の開花の決め手は何になるのでしょうか?
開花時期は気温に大きく影響されるといわれております。2月1日からの「累積温度」が600~900℃に達すると開花すると言われております。そのため、暖かい年は早く、寒い年は遅くなるというわけなんです。
最近ではAIを使った開花予想なども行われております。是非お花見の予定がある方は使ってみてくださいね!
花見で春を感じるだけでなく、日本人は古くから食でも季節を感じてきました。そんな春を感じる食材の一つに使われるのが桜の花や葉になります。
桜の葉は主に塩漬けにされ桜餅に巻かれているのをみたことがある方も多いのではないでしょうか?桜餅をみると春だなぁと感じます。そして、桜餅に巻かれた葉からは、独特の甘い香りがします。この香りの正体は「クマリン」という成分。桜の葉を塩漬けにすることで香りが強くなり、桜餅ならではの風味が生まれるのです。
花見の中でも夜桜が好きという方も多いのではないでしょうか?
夜桜は昼間の桜とは違った美しさがあります。その理由は、人間の目の特性によるものといわれております。暗い場所では青や紫が強調されるため、白や淡いピンクの桜がより神秘的に見えるそうです。光に照らされた桜の花は一際美しく見えるものです。
日本の桜前線は南から北へと北上をしております。この季節といえば卒業式や入学式、社会人へと新生活を彩ってくれるかのようです。是非今年の花見の際には豆知識を話題にして楽しんでみてくださいね!
塩漬けやラテなど食卓でも楽しめる桜を集めてみました!こちらからチェックしてみてくださいね!
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