皆さま、こんにちは。Runa旅です。
本日は少しだけ、バスガイドの本音トークをさせていただきます。
バス旅行というのは、目的地、料理、景色などももちろん大切ですが、実はそれ以上に左右されるのが「お客様同士の空気感」です。
そして正直に申し上げますと、「この方がいてくださって助かったなぁ…」と心から思うお客様には、いくつか共通点があるんです。
今日はその “バスガイドが助かるお客様のタイプ” を、現場目線でじっくりご紹介いたします。
これはもう、声を大にして言いたいです。
早く来てくださる方=ツアー全体を救ってくださる方。
バス旅行では全員がそろわないと出発できない…。
そして、1人の遅れが、その後すべてに影響する。という特徴があります。
集合場所に、すでに数名いらっしゃるだけでバスガイドは少し安心する傾向にあります。
しかも早めに来ている方ほど、 行程表をよく読んでいらっしゃる方も多く、団体行動に慣れていらっしゃる傾向にあります。
そして何より、添乗員・バスガイドの話をよく聞いてくださる方も多いのです。
結果として、遅れる方を責めることもなく、空気を悪くしない。
この存在、実はものすごく大きいんです。
バスガイドの話、正直すべてを完璧に聞き、覚える必要はありません。
しかし、顔を上げ、うなずいてくれる。この姿勢があるだけで、バスガイドの伝え方は変わります。
実は車内では、“今、誰も聞いてないかもしれない…”という孤独と戦っていることも多いんです。
そんな中で反応をいただけると説明の質・内容が一段階上がるのは間違いありません。
渋滞、事故、悪天候。
防ぎたくとも防ぐことができないなんとももどかしいものでございます。
そんなときに小さなイライラを爆発させるのではなく、仕方ないと小さなトラブルを楽しんでくださる方もいらっしゃいます。
実はこの空気感が連鎖的に空気感を柔らかくしてくれます。
反対に、不満の声が大きくなると車内の雰囲気は一気に重くなります。
ドライバーやバスガイドの焦りにつながり良い方向には向かいません。
助かるお客様=場の空気を整えてくださる方と言っても過言ではありません。
観光地や休憩地に到着すると集合場所と集合時間をお知らせします。
そんな時に集合時間や場所を確認したり、同行者のかたにも伝えてくださる方。写真や買い物を計画的にしてくださる方がいらっしゃると全体が予定通りに進むことが多くあります。
実はお客様をお見送りした後、バスガイドは“迷っていないかな?”“時間大丈夫かな?”と常に気を張っています。
楽しんでいただくことはもちろんですが、団体行動となります。そのため、自分で考え動いてくださるお客様は本当に“助かる存在”です。
写真を撮ること自体は、もちろん大歓迎です。
そんな中で、長時間同じ場所を占領しない。後ろに人が並んでいるのに気づき、撮り終わったらすっと移動できる。
こうした行動ができる方は、団体旅行において 神レベル です。
バスガイドとしては「困っている方がいないか」を常に見ています。
だからこそ周囲を見られる方がいると、本当に助かります。
降車時の「ありがとう」
この一言。
実は、バスガイドだけでなくドライバーさんにもものすごく響いています。
一日中、安全運転、時間調整、細かい気配り…。お客様に楽しんでいただくためハンドルを握っております。
それを労っていただけると、一気に疲れが吹き飛びもっと楽しんでいただこうと頑張れます。
これはバスの仕事だけでなく、接客業の方は感じたことのある方が多いのではないでしょうか?普段から何気ないことにも感謝を伝える。お互いに思い合うことで一期一会の関係をより良いものにすることができます。
バス旅行には運行状況により予定変更や小さなハプニングはつきものです。私も小さなものから大きなものまで様々なハプニングを経験してまいりました。
そんな中で予定変更や小さなハプニングを楽しんでくださる素敵なお客様ともたくさん出会ってまいりました。物は考えよう。ハプニングが起きてもそれを楽しむ。これは今まで出会ったお客様がたより教えていただいたものです。
こういう方がいるツアーは、不思議と全体が穏やかになります。
バス旅行は「不便さも含めて楽しむ旅」。
それを分かってくださる方は、本当にありがたい存在です。
ここまで読んでいただいて“特別なことは書いてないな”と思われたかもしれません。
実は、その“普通の行動”ができる方こそ、バス旅行を成功させている主役なんです。
バスガイドは、お客様に支えられながら日々ご案内しております。
次にバス旅行に参加されるとき、少しだけこの話を思い出していただけたら、その旅はきっと、もっと心地よくなります
本日も最後までありがとうございました。