こんにちは、Runa旅です。
寒さが深まり、温泉や冬景色が恋しくなる季節になりましたね。冬は空気が澄んで景色がきれいに見え、食べ物も美味しいベストシーズンです。しかし同時に、「寒さ・乾燥・体調管理」が難しい時期でもあります。
そこで今回は、冬のバス旅を何倍も快適にしてくれる持ち物を、バスガイドの視点から詳しくご紹介します。
「そんなもの必要?」と思うアイテムが、実は旅の快適度を左右することも。しっかり準備して、最高の冬旅を楽しんでくださいね。
冬のバス旅で最も大切なのは、“脱ぎ着しやすい服装で体温をコントロールすること”です。バス車内は暖房で暖かい一方、外に出ると一気に冷え込む。この温度差が体調を崩す原因になります。
薄手の上着・カーディガン
温泉旅や神社巡りでは、車内と外気の温度差が20度近くなることも。分厚いコートより、重ね着できる薄手の服が最強です。
ストール・マフラー
首元を温めると体感温度が全く違います。
江戸時代の旅人も“頸(くび)を冷やすな”と言ったほど、首元は大事な保温ポイントなんですよ。
ひざ掛け・レッグウォーマー
長時間座るバス旅では、下半身の冷えが疲れの原因に。
自分用のひざ掛けがあると、眠ってしまうくらい快適です。
貼るカイロ
お腹・腰・足先に貼るだけで、冷え対策の強い味方。
特に丹田(へその下あたり)に貼ると、体全体が温まりやすくおすすめです。
冬のバス車内は、暖房で非常に乾燥しがちです。
喉を痛めると旅の楽しさが半減してしまうため、乾燥対策は必須。
マスク
喉の保湿だけでなく、冬場のウイルス対策にも◎。
リップクリーム・ハンドクリーム
女性はもちろん男性にも必須。
冬の観光地は外気が冷たく風も強いので、思っている以上に肌が乾燥します。
のど飴・トローチ
喉の潤い維持に最適。
ガイド仲間の間でも「冬の必需品」としていつも名前が上がります。
携帯用加湿スプレー
マスクに吹きかけたり、顔に軽くひと吹きしたりするだけで、喉と肌の潤いが全然違います。
冬の旅先は、観光地によって雪・凍結・冷え込みが強い場所も多いですよね。
厚手靴下・タイツ
冷えは一度感じてしまうと回復に時間がかかるので、予防が肝心。
防寒インソール
靴底から冷えると体全体が冷えるため、保温タイプのインソールがあると非常に快適です。
滑りにくい靴
雪国へ行くなら必須。
特に寺院・古街道の石畳などは、冬は滑りやすくなります。
長時間のバスでの移動。
そんな時にあると便利な“快適グッズ”をご紹介します。
ネックピロー
首への負担が減り、移動疲れが大幅に軽減します。
アイマスク・耳栓
冬はイベントが多く、バス車内が明るい場面も。仮眠時に役立ちます。
ウェットティッシュ
食事後・観光後など、冬は手を洗える場所が少ないことも多いため必携。
モバイルバッテリー
寒さでスマホのバッテリー消耗は通常より早くなります。
モバイルバッテリーがあると安心です。
冬旅に出かける際は、簡単にできる衛生対策も備えておきましょう。
バックの中にマスクや消毒グッズを忍ばせておけば安心して過ごすことができます。特に役に立つのが消毒のできるウエットティッシュ!
特に温泉地や人気観光地は人が多いため、あると安心です。
冬の旅では、温かい飲み物があるだけでほっとします。
保温水筒
熱いお茶を持っていくだけで、移動中の冷えがぐっと楽になります。
観光地などでせっかくあったかい飲み物を買ってもすぐに冷えてしまうということもあります。そんな時に便利なのが保温効果のある水筒やタンブラーがあれば移動中にもあったかい飲み物を楽しむことができます。
軽食(羊羹・ナッツ・カロリーバー)
冬はエネルギーを使いやすく、血糖値が下がりやすいため、ひとつ持っていると便利です。
冬の観光を思いきり楽しむために、季節ならではのアイテムも忘れずに。
手袋(スマホ対応)
寒い中、写真を撮るたびに手袋を外さず、写真撮影もスムーズにできます。
折りたたみ傘
雪・みぞれに対応できます。
冬のバス旅は“準備”が快適さを決める
冬のバス旅を快適にするポイントは、
① 温度調整 ② 乾燥対策 ③ 足元の冷え対策
この3つです。
冬は特に体調を崩しやすい季節。
ですが、ちょっとした準備をしておくだけで、旅がぐんと快適になり、温泉も景色も食べ物もさらに楽しめます。
この冬も、皆さまの旅が素敵な思い出になりますように。
あたたかくして、良い旅をお過ごしくださいね。