こんばんは!Runa旅です。
今日も寒い1日が続いていますね。そんな寒い日にキレイに見えるものといえば“夜空”!1月14日は今年初の満月が見られます。
月は日本だけでなく世界各地で神々と関連づけられ信仰されてきました。
日本で月を司る、夜を統べる神様として崇められた月読命をご存知でしょうか?
日本神話の際、黄泉国からお戻りになられた伊弉諾尊。その後、穢れを払うために“筑紫の日向橘の小戸の阿波岐原”にて禊を行われました。その際お生まれになられたのが天照大神、素戔嗚尊、そして月読命でございます。
かつては月の運行に基づく太陰暦を用いられたことから、月の暦を数える神と評されておりました。
各地の信仰において太陽と月には異なる性別が割り当てられておりました。
まず古代ギリシャでは女神・セレーネが知られております。女神・セレーネは毎晩馬車にお守りになり、夜空で月を動かしていると信じられておりました。
また、中国では女神・嫦娥が祀られております。一年で最も明るい満月を祝う中秋節のキーポイントになっております。
その他にも古代エジプトでは月は男性の象徴でコンス、トートの憑神が崇められておりました。
月は自ら発光をするわけではありません。月と太陽の位置により太陽の光を反射し、私たちに見えております。
新月から始まり、三日月、半月、月は少しずつ姿を表し満月になります。この時、太陽と月はほぼ重なり合っていたものが180度の角度ではなれ、太陽に照らされることになります。
年を明けて初めての満月はウルフムーンと呼ばれております。
オオカミは1月になると繁殖期が始まります。そのため、オオカミの住む地域では遠吠えがよく聞かれる様になります。いつもより遠吠えがよく聞こえる月、ウルフムーンの名の由来です。
近年日本でもよく聞かれる個性豊かな満月の名前。これはどこで生まれたものでしょうか?
名前の由来には諸説ありますが、アメリカの先住民ネイティブアメリカンによるものをご紹介いたします。
ネイティブアメリカンは満月の時期に合わせて月に名前をつけたと言われております。名前をつけることで季節を把握していたと言われております。
狼の遠吠えが増える1月は“ウルフムーン”。
花の咲き乱れる5月は“フラワームーン”。
収穫期を迎える9月は“ハーベストムーン”。
1月14日朝7時27分ごろ満月を迎えます。今夜の月はほぼまん丸な状態になっております。是非今年初の満月を眺めてみてくださいね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。