現役バスガイドの旅

バスガイドになるためには?

バスガイドになるためには 観光バス バスガイド

こんにちは!バスガイドのRuna旅です。

今日はバスガイドになりたい方に向けてお話ししてみようと思います。

バスガイドになるきっかけ

Runa旅のバスガイドになったきっかけは修学旅行のバスガイドさんでした。現役バスガイドに聞いてみるとお母さんや修学旅行のガイドさんに憧れてという方が多い様です。

実際に、私の担当した修学旅行生さんの中にも現在バスガイドをしている子がなんと3人も!!

その他にも旅行が好き、話すのが好きという人が多い印象です。私も話すのが好き、歌うのが好き、旅行が好きの三拍子。そこに修学旅行をきっかけにこれしかない!!とバスガイドを目指すことになりました。

バスガイドの学歴

実は、バスガイドの学歴は高校卒業の方が大半になります。一部地区では大学卒業の方もいらっしゃいます。しかし、基本的に高校卒業時の募集が9割を占めております。

なぜ高校卒業の方が多いのでしょうか?

まだ学歴があまり重視されていない時代、結婚するまでの花嫁修行として入社する人も少なくなかったと言われています。結婚するまでの2〜5年ほど花嫁修行を兼ねてバスガイドをしていたそうです。その為、会社によってはまだまだびっくりするような裏ルールが残されております。これはまた『バスガイドの闇〜謎ルール〜』にて取り上げます。

現在では、できるだけ若い子の方がたくさんの知識を短時間で詰め込みやすいとも言われております。実際はどうなんでしょうか?

ちなみにRuna旅は大学在学中に就職いたしました。私の住んでいる地域では大学卒業でのバスガイド募集がありませんでした。そのため、沢山の会社に問い合わせをし既卒・経験者募集の会社へ3年生の時に就職しました。現在はいくつかの会社を経てフリーランスでバスガイドをしております。

Runa旅からのアドバイス

それでは、まず何から取り組むといいのでしょうか?

コミュニケーションを円滑に

私が仕事を通して思うのはまず、色々な人とコミュニケーションを円滑にとれること。

お仕事では年間5,000人近くの方をお迎えすることになります。国籍、年齢、経歴、歩んでこられた人生も様々な方をお迎えいたします。もちろん考え方や感じ方も人それぞれです。そんな中、短い時には数時間から泊まりの仕事の際は長くご一緒することになります。思い出に残るご旅行にしていただくためにはコミュニケーションが必須となります。

現在は海外からのお客様も多くいらっしゃいます。たまに通訳の方が同行されない場合も経験いたしました。英語もできる方が仕事の幅が広がります。

知らないことはバスガイドの伸び代

バスガイドのお話の幅は正直人により違います。もちろん会社の教本(シナリオ)をしっかり覚えるだけでもできないことはありません。しかし、長く続けるためには疑問を持つことがとても重要になります。

お客様は「ここ?」ということをお尋ねになることが多くあります。実はこれがお話の幅を広げるチャンスなんです!もし知らない時には正直に知らないことを伝えましょう。ここで終わってしまえばチャンスにはなりません。一度調べ、お伝えする旨をお伝えします。すると、次回からは自分のお話ネタとしてお話しすることができます。

その他にも日常生活で疑問を持ったことに一度立ち止まり調べ、ノートに書き留めることを習慣づけるとどんどんお話のネタが広がっていきます。まさに知らないことが多いことに気がつくことこそバスガイドの伸び代なんです。

歌を唄おう!

バスガイドといえばそれぞれの地域の民謡を基本アカペラで歌いご紹介します。そのため、歌を唄うのが好きという方はアカペラで唄う練習をしましょう。歌う時には歌詞の意味・背景を考える様にします。すると、バスガイドになった時歌と共に意味や・背景をお伝えする際にスムーズに行える様になります。

そしてもう1つ、地元の民謡を練習してみましょう。バスガイドの入社試験には案内文の音読のほか歌の試験があります。最近では流行りの曲を披露される方も多いですが、民謡であれば評価は高くなることがあります。そこに民謡の解説まで加わると試験官の方は驚きの範疇です。

正直、歌の上手い下手はあまり関係ありません。気持ちを込めて堂々と唄うことに注視してみてください。

それでは長くなりましたが今回も最後までお読み頂きありがとうございました。

バスガイドになりたい!という方のご相談もお受けしておりますのでお気軽にご連絡ください。

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