こんばんは!Runa旅です。
ここ数日寒すぎて外に出たくない日が続いております。そんな時にあると嬉しいのが手袋!!実はバスガイドの制服は1年を通して手袋がございます。寒い日は防寒にも役に立つとかたたないとか。
今日はそんな処から思い出した、「手袋は意味あるの?」という疑問にお答えします。
手袋の必要性には衛生観点以外にも諸説あります。今回は私が教えていただいたお話しをいたします!
実はバスガイドのつけている手袋には大切な意味がございます。
バスガイドの仕事は案内業務のほかに保安業務がございます。バスガイドをしておりますと、お仕事中に自然災害や事故に遭遇してしまうこともあります。不測の事態というのはないのがもちろんいいのですが、いつ起こるかわかりません。そんな時のために避難誘導等、安全に執り行う研修を受けております。昼間、日がある時なら手袋は必要ないかもしれません。しかし、トンネルの中や夜に起こった場合、暗闇で誘導するのは落ち着き毅然とした態度で行わなければ混乱を引き起こします。そんな暗闇の中でも目につきやすいと言われている色が白なんです!!
現在はバスガイドの手袋もファッション性の観点から黒や紺を採用する会社が多くあります。昔は誰もが携帯電話や懐中電灯等光るものを持ち歩いていたわけではありません。そこで役に立ったにが白手袋なんです!
白手袋をつけた手をゆっくり大きく振り、大きな声で誘導・避難を呼びかけることで視覚的にもわかりやすくなるのです。
白手袋にはとても大切な意味があることはおわかりいただけたかと思います。
これだけの重要な役割のある手袋のため古くから研修中の見習いガイドは独り立ちするまでつけることができなかったと言われております。研修はご案内だけでなく、不測の事態にも落ち着いてお客様をバスを安全な場所へ避難する判断力が必要となります。そのため、一人前のバスガイドであることの証でもあったのです。
バスガイドの白手袋、皆さんもバスガイドを見かけた際に注目してみてくださいね!