現役バスガイドの旅

バスガイドの必需品〜7つ道具〜

バスガイドの必需品 7つ道具

こんにちは!Runa旅です。

今日はバスガイドの7つ道具をご紹介します!バスガイドをする上で必ずないと困るものを7つに絞ってみました。きっとバスガイドをされてる方には頷いて頂けるはずです。

欠かせない必需品

道具1.名札(なふだ・めいさつ)

まずは名札です。バスガイドは胸につけている名札(なふだ)の他にバスへ掲げる名札(めいさつ)があります。

朝出勤すると担当するバスの準備の始めに名札を掲げます。名札は“このバスを担当いたします”という大切なものになります。近年では個人情報保護のため、名札が廃止されたバス会社も多くあります。しかし、この名札をかけることで今日も頑張ろうと仕事への気持ちの切り替えになっていました。

道具2.案内マイク

次に案内マイク。これはバスに備えつけのものがある場合もありますが、自分のマイクを持ち歩くバスガイドも多くおります。

Runa旅はよく歌をご紹介いたしますので、自分の声の高さに合わせ調整をした自前のマイクを使用しています。最近では衛生観点からも自前のマイクを用意するバスガイドが増えております。

道具3.笛・ホイッスル

バック誘導をする際活躍するのが笛です。様々なタイプのものがありますが、主流は真鍮呼子笛を使用されている方が多いです。

観光バスの場合はドライバーから死角の多い左後ろに立ちましてバック誘導いたします。最近ではバスの後方にバック誘導の為のマイクが備え付けられております。ギアをバックに入れますと自動でマイクが入るようになっております。そのため、以前より笛を小さめに吹いたり、声での誘導をすることも多くなりました。最近ではホテルや近隣住民の方からの笛の騒音クレームにより笛が吹けない場所が増えたのも事実です。周辺環境や時間帯を考え笛だけでなく声で誘導しております。

そんな状況下でも危険を感じる場所ではバスガイドは笛にてバック誘導しております。危険を回避する大切な音になりますので遭遇しました時には暖かく見守っていただければと思います。

道具4.社旗

社旗を手にしたバスガイドを観光地等でお見かけするかと思います。

種類としては、バス会社の社名の入った社旗を基本に台数口の際に使用する号車旗。旅行会社やお客様の会社名の入った社旗をお持ちいただくこともございます。1台で多い時には50名近くのお客様にご乗車いただきます。観光地での下車案内の際には後ろのお客様にも“ここにおります”と目印になる大切なものになります。

また、団体写真の際には社旗もご一緒させていただき乗車の記念とさせていただいております。

道具5.時計・腕時計

バス旅行では時間管理が重要になります。ご旅行の行程に合わせてドライバーや添乗員さん、代表者様とお話ししつつ行程通りにこなせるよう調節いたします。もちろん各観光地の時間も設定されておりますのでお客様の行動を予測しつつ下車のご案内や歩く速度の調整を行います。

そのために必要なのが時計になります。観光バス車内の時計にズレがないか、必ず出勤時に確認いたします。お客様の時計とのズレがあっても困ってしまいますので時間の確認の際は観光バス内の時計を基準にいたします。長時間の観光時間がある際には皆さんお持ちの携帯のアラームをお願いすることがございます。アラームは意外と便利なんです。観光や買い物に夢中になり時間を忘れる方が激減いたします。

道具6.白手袋

バスガイドといえば白手袋!!必ずと言っていいほどバスガイドはつけております。

白手袋のことは詳しく「バスガイドの必需品〜手袋〜」に記載しております。ぜひご覧ください。

道具7.行程表

それでは7つ道具最後の必需品は行程表です。観光バスは行程表に合わせて運行します。道路の渋滞や不測の事態はもちろんあります。そう言った時でも安全を考慮しできる限り行程通りにスケジュールをこなせるよう各所と連絡をとりながら運行いたします。

7つ道具をご紹介させていただきました!興味を持っていただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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