こんばんわ!Runa旅です!
今日はクリスマスイブですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
結婚前はクリスマスといえばイルミネーションツアーのお供をしていた記憶ばかり…。今では子供達とクリスマスにちなんだお料理を一緒に作りサンタさんを待っています!
今では様々なところで見ることのできるイルミネーションの起源をご紹介いたします。
ぜひ『日本のクリスマスの歴史』『クリスマスプレゼント』も併せてお読みください
イルミネーションの起源には諸説ございます。その中でも知られておりますのがドイツのマルティン・ルターでございます。
16世紀、宗教革命で知られておりますマルティン・ルター。森の中を歩いておりました際、煌めく星をご覧になり大変感動されました。そこで沢山のロウソクを木々の枝に飾られ、煌めく星の景色を再現しようとしました。これが初めてのイルミネーションとなります。
もともとイルミネーションは星の美しさに影響を受けたものだったんですね。
その後、1879年にアメリカの発明家トーマス・アルパ・エジソンにより白熱電球が発明されました。
発明当初は長くて45時間ほどしか点灯時間がありませんでした。より長く光を灯すためのフィラメント素材を見つけることに大変苦労されたそうです。そんな中、1880年エジソンの助手ウィリアム・ムアーが来日した際、伊藤博文公と会談されました。“京都八幡の真竹”は大変良質であると紹介され持ち帰りました。この八幡の真竹を使いました白熱電球はどの竹を使ったものより長く点灯しました。なんと約1200時間!!商品化に大活躍しました。
そこで、日本から輸出された八幡の真竹を用いて1881年頃から製造・販売されました。その際、研究所の周りに白熱電球を飾り点灯していたものが初めての電球を使ったイルミネーションとも言われております。
実用化に貢献しました八幡の真竹の中心にある岩清水天満宮隣接地に1934年、最初のエジソン記念碑が建立されました。1958年に岩清水天満宮の境内南側に記念碑が移され、1984年にはエジソン彰徳会によりまして新しく建て直されたものが現在ご覧いただけます。
それでは日本のイルミネーションはいつ頃から行われていたのでしょうか?
日本では1900年4月30日に神戸沖にて観艦式が行われました。観艦式の際、電球で飾られた各艦隊が夜に海面を照らしたことが始まりと言われております。また、1907年に東京・上野公園で行われました東京勧業博覧会の資料には「イルミ子ーション」(子=ネ)と記述が残されております。明治の頃からイルミネーションいう言葉が使われていたことを知ることができます。
イルミネーションの歴史をを紐解いていきますととても感慨深いものですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!