こんばんは! Runa旅です!
今日はバスガイドのお仕事についてお話しします。
バスガイドの主な仕事は観光バスを利用されるお客様にバス旅行を楽しんだいただけるよう観光地へ向かう道中や観光地にてご案内をすることになります。バスガイドといえばかつては“花形職業”と言われていた時もございます。しかし今となりましてはなりても少なく、バスガイドを離れる方も少なくはありません。そのため、バスドライバーと共に人手不足にも悩まされています。
規制緩和によりドライバーのみでの運行ができるようになり、バスガイドの仕事も随分と減少しました。そのため、大手観光バス会社でもバスガイドの新卒募集が減少しています。
少し話が逸れてしまいましたが、バスガイドの仕事減少により「バスガイドは実際何をする人なの?」と疑問に思われる方も多いのが現状です。
バスガイドの仕事は大きく2つございます。
①案内業務
②保安業務
他にも細々としたことはございますが、まずはざっくりバスガイドの仕事を知っていただければと思います。
バスガイドの案内業務は観光地へ向かう道中、到着した観光地にて主に行います。
まずは笑顔でお客様をお迎えし観光バスに乗車して頂きます。バスの走行中はお客様とのコミュニケーションを大切にしながら、その土地の歴史や風土、それにまつわるお話などを中心にお話ししてまいります。お客様のご興味のあるもの、どのような思いで参加されたのか、年齢層や旅行形態(社員旅行、研修旅行、慰安旅行、修学旅行等)によりお客様の様子を伺いながらお話の内容を変更したりと臨機応変にご案内いたします。ご案内の他にも手遊びやバス内レクレーション、クイズなどを行うこともございます。
そのため、臨機応変に話を繋いでいく知識量と柔軟性が必要になります。
案内の内容につきましては、『教本』や『シナリオ』と言われる会社独自の案内の教科書がございます。観光バス会社が制作したものになり案内の基礎となるものです。バスガイドとして就職するとまずこの教本の暗記が求められます。 その後はお客様に合わせたご案内ができるようそこに肉付けする形での自主勉強がバスガイドを続ける限り続くという形になります。中には初めて行く観光地の組み込まれたコースに乗務する際、バスの通る路線や観光地に事前に出向き予習をすることもあります。
そして、案内業務と並行して行うのが保安業務になります。
保安業務で皆さんがよく目にするのはバスのバック誘導ではないでしょうか?
観光バスが安全に駐車できるようドライバーのサポートをいたします。バスガイドの吹く笛の音は教育を受けた会社により多少の違いはありますが、障害物や危険がある場合は素早く停車させるとても大切なものになります。最近の車輌にはバック誘導のためのマイクのついているものもあります。その際は笛ではなく声で誘導する時もあります。(車内にスピーカーがありますので音量によっては大変うるさくなります)
他には、右左折の際の安全確認、お客様の体調管理、人数確認や天候や状況に合わせ添乗員さん、ドライバーと旅行行程を調整しスムーズにご旅行を楽しんで頂けるよう業務を行っております。
上記を読んでいただくと「なんだか大変そう…」という声が聞こえてきそうですが、 大変なことばかりではありません。お客様の笑顔や「ありがとう」。そして何より何度も訪れた観光地でもご案内するお客様が違うだけで新たな発見があります。一つのものでも見方が違えば違う側面が見えてまいります。
ぜひRuna旅の『修学旅行の思い出』も一緒にご覧下さい。
ご要望やバスガイドについて観光地について何かありましたらお気軽にcontactからお問合せください。
本日も最後まで目を通していただきありがとうございます。