こんにちは!Runa旅です。
本日は山口県下関市にある火の山砲台をご紹介いたします。
明治時代に築かれた日本の防衛施設の火の山砲台は関門海峡を見下ろす高台に位置しております。そして、現在は夜景スポットとしても知られております。
火の山砲台は、1890年(明治23年)に建設されております。
日清戦争を見据えた当時の明治政府が、関門海峡を守るために築いた海峡防衛砲台です。
ここ関門海峡は、本州と九州を結ぶ海の要所でございます。
この海峡を封じるために、火の山(下関側)と門司(九州側)に砲台を設置いたしました。これによって敵艦隊の侵入を阻止する構想が取られていました。
当時の火の山砲台には以下のような構造物が存在していました。
これらの遺構が現在も良好に保存されており、無料で自由に見学可能です。
ちなみに、実際の戦闘で使用されたことはございません。しかし、強力な抑止力として機能していたんですね。
かつての軍事拠点は、今では「火の山公園」として整備され、観光地として多くの人々に親しまれています。
関門海峡を眺める展望所や公園施設のあり、お子様連れのお客様も多くいらっしゃいます。
夜景デートの人気スポット
明治の遺構と現代の夜景が重なる、ちょっとロマンチックな体験ができます。
また、毎年8月に開催される関門海峡花火大会では花火を見ることもできます!
※ロープウェイは2024年11月10日をもって営業終了しております。また、2027年3月ごろ新ゴンドラにて運行開始の予定です。詳しくはホームページ等でご確認ください。
火の山砲台は、日本近代の防衛史を学べる貴重な史跡でありながら、夜景の名所としても楽しめるスポットです。
下関観光のついでに、ぜひ火の山にも足を運んでみてください。
砲台跡から眺める関門の風景に、歴史と平和の意味を感じられるはずです。